厳しいと思うレベルの違い。 [サポート現場主義]
俺が今日の試合を書こうとすると、
どうしても味スタとの比較になってしまうのだが、
これはどうも東京と札幌の違いに置き換えることが出来そうだ。
前回の厚別の次の日から昨日まで、俺は東京に居たわけだが、
宿泊先を普通の住宅街である用賀にしたことで、
東京人の日常生活を実際に体験することが出来た。
初日から田園都市線の急行運転が中止されてしまったことで、
急行が停車しない用賀から、急行利用者と同じ電車に乗せられて、
渋滞とか赤信号とか、非常に苦しい思いをした。
しかし、それが東京人には当たり前のこと。
どのようにその状況をやり過ごすか、すでに考えている。
読書をする。業界紙を読む。音楽を聴く。
やり過ごすということに気を配れなかった俺は、
これは人間が人間らしくなくなってしまうと、萎えた。
でもさすがに慣れて、うまくやり過ごすことが出来るようになると、
暑い以外はもうなんでもなくなってくるものだ。
研修を受けていても、東京人と札幌人の仕事の取り組み方の違いに
カルチャーショックを覚える。今回の研修は中央省庁から独立行政法人、
特殊法人、さらに最高裁判所や参議院、国会図書館からも参加者がおり、
研修に取り組む姿勢、法令を根拠に意見を述べる術のうまさに、
独立行政法人の俺はただ脱帽するばかり。
これが俺の仕事に対する取り組み方を変えるきっかけになると直感した。
昨日帰ってきたばかりで、まだ生かす仕事もないのだが。
俺が思うには、北海道人は「厳しい」の基準値がかなり低く感じる。
東京人が大した事じゃないと思うことが、北海道人には「厳しい」のである。
おそらく、8月12・13日の2日間、北海道のススキノマリーンズと、
千葉のMVPが一緒に応援することになると思うが、
その厳しさにも違いがあるので、よくご覧いただきたい。
そういう意味で、応援に関しても本当に厳しいものとは何か、
きっちりとわかっていて実践する人が、札幌には少ない。
このチームを勝たせるために、自分は何をしたらいいか、
そこでじっと待って耐えるという人が多い。
開拓使や屯田兵が北海道の開拓を始めたときは、北海道はただの荒地だった。
そこで生活するために命がけで生活基盤を作っていった。
そうした精神も、豊かになった世の中で失われつつある。
現状に満足してしまう。受身に入ってしまう。素直に受け入れてしまう。
北海道の歴史の中では、地域間の争いというものもほとんどなく、
仲良しこよしで育ってきた北海道人がどうやって競争心を養えということになるのか。
他所を知らずに北海道が一番と思うことは、
オノレの世界を狭めることに他ならない。
北海道に何かを「もたらす」と思うことは素晴らしいが、
もたらすものが北海道にあるならば、
それは「もたらす」ということにならない。
ただの観光気分で他所へ行き、
何でも観光客扱いを受けて大目に見てもらおうとするならば、
厳しさを感じることは出来るが、理解することは出来ない。
「だから○○は嫌だ」で完結してしまう。
俺は札幌にプロスポーツチームがなかった時代を知っているし、
だからこそ本州に憧れを抱いた時代もあった。
情報システムの世界でも、北海道をないがしろにする会社もある。
俺は何処に居ようと、よそ者という地位に甘んじていたくない。
あるものを使っただけでは、成長など望めない。
なかったものを得る努力をしないと、オノレの経験値にはならない。
そのために神経を研ぎ澄ませることを、常日頃より怠ってはいけない。
今日の試合、決して無駄になるものと思っていない。
より早く立ち直る術を、今更になって初めて知った。
アウェーで共に戦った人たちの顔を思い浮かべ、
とにかく気が済むまで泣くがいい。
ホームで勝たせてやれなかった申し訳ない気持ちがあれば、
それだけでも次のエネルギーに変えることが出来る。
決して人生すべて思い通りにいくと思うな。
利己的な批判ほど愚かなものはない。
勝ったらどうしてうれしいのか。
その意味をとことん追求した人は居るのか?
俺はいつでも追及しているが、残念ながら答えはまだ見つかっていない。




チバイッチ
こんにちは拝田です。
用賀は普通の住宅街というよりかなりいい住宅街だと思いますが(笑)
まあそれはともかくとして
>北海道人は「厳しい」の基準値がかなり低く感じる
同感です。やはり外との交わりが少ないからでしょうか?
競争力は非常に低いと感じます。(経済活動においては)
もちろん人の良さなどイイ面もたくさんありますが・・・
12,13日に違いを確認に行きますね。
by noboru (2006-07-30 10:20)
拝田さんお久しぶりです。
俺が思ういい住宅街が、どうしても田園調布を基準にしてしまうんで、
ふつうの住宅街って書いてしまいました。
「人の良さ」ならそれは何処でも持ち合わせてる人がいるわけで、
特に、味スタで一緒に戦ったS氏を見るとなおさらそう思いますよ。
厳しさの中から生まれる暖かさほど重みのあるものはないです。
ということで、12・13はライトスタンドに来てくださるのですか?
楽しみに待ってます(笑)
by チバイッチ (2006-07-30 12:59)